みつぼんブログ 〜バイロイト交換留学日記〜

ドイツ語を学ぶ大学生。春からドイツのバイロイトに留学中。更新は随時。

Sprachcafé(言語カフェ)

 

Hallo!

みつぼんです。

 

今回は、メンタル面に関わるテーマを取り上げようと思います。

具体的には、筆者自身の性格や気持ちを織り交ぜつつ、Sprachcaféについて綴ります。

 

プラハ旅行の続編は、また後々。

 

今日、Sprachcaféというイベントに参加してきました。

このイベントは、ESNのバイロイト支部が主催しているものです。

ESNについての詳細は、過去の記事をご参照ください。

mitsubon.hatenablog.com

 

ESN主催のイベントは、学期開始前の時期によく開催されていました。

学期開始後には、小旅行やパーティーなどのイベントが定期的に行われていたそうです。

 

学期開始前、筆者は一生懸命イベントに参加していました。

 

まるで、義務であるかのように。

 

自分の望む望まないにかかわらず、とにかくたくさんのイベントに参加しました。

 

なぜか。

 

それは、留学生活における友人作りは義務だと思っていたから。

 

必死にイベントに参加しましたが、友人はなかなか増えず、疲労だけが蓄積しました。

 

ESN主催のイベントは、ほとんどが大勢でワイワイするというような雰囲気のものです。

その場その場の交流はできますが、

少なくとも、イベント内で継続性のある人間関係を構築するのは困難です。

 

労力に相当する成果が得られず、性に合わないと思った筆者は、

学期開始後のイベントには一切参加しませんでした。

 

そのため、Sprachcaféは筆者にとって学期開始後初の参加イベントとなります。

 

Sprachcafé

Sprachcaféとは、「言語カフェ」のことです。

 

すなわち、外国語を使って交流しようという会。

 

交流のお供に、コーヒーや紅茶、お菓子やアイスクリームなどが用意されていました。

 

このイベントには、プログラムなどはありませんでした。

立食パーティーのような形式で、適当に周りの人とおしゃべりをするという形式です。

 

話題に困らないよう、質問の書かれたビンゴカードのみが用意されていました。

各マスの質問をランダムに周りの人に聞いていくことで、交流ができるというシステムです。

 

序章 〜心持ち〜

筆者は、日和りました。

極度の人見知りだからです。

 

これまで、交流系イベントでは自分を思うように表現することができず、

気分が落ちてしまうといったことがよくありました。

 

そのようなこともあり、筆者は普段から積極的に人と関わることをしません。

 

一方で、筆者はさまざまな国の人の思想や価値観に触れてみたいという想いを持っています。

 

負担のない範囲で、交流をするにはどうすればいいだろうか。

 

筆者は考えました。

 

最終的に、気分の乗った日だけでも、

友人と会ったり交流イベントに参加したりすることに決めました。

 

そして、人との交流後は、

結果がどうであれ、勇気を出して交流した自分を誇りに思おうという目標を立てました。

 

本編 〜イベント開始〜

筆者はまず、割と普段から話す面々と交流をしました。

 

一人は、アルメニア出身でイランに住んでいた学生。

もう一人は、台湾出身の学生。

 

二人ともドイツ語と英語が流暢に話せるので、とても勉強になりました。

 

彼女たちとは所属学科が微妙に異なるので、主に授業やテストのことなど近況を話しました。

 

続いて交流したのは、ドイツ人の学生2名。

こちらは二人とも初対面。

 

自己紹介の仕方が日本人のものとは異なり、少々戸惑いました。

すなわち、自己紹介には握手が含まれるということ。

 

筆者は、握手というプロセスがあることを完全に忘れていました。

 

挨拶と名前を言った後、

相手の学生はその続きを話さなかったので「どうしたのだろう?」と思いました。

 

なんとなく違和感は感じましたが、気のせいだと思い、スルーすることにしました。

 

すると、アルメニア出身の友人が「握手をするんだよ」と教えてくれました。

 

日本のお辞儀文化とヨーロッパの握手文化、両方の知識を持っていた彼女は、

筆者の事情を理解し、欧州の自己紹介における一連の流れを教えてくれました。

 

なるほど。

 

欧州の自己紹介は、おおよそ次のような流れで行われるそうです。

 

A: Hi! (or Hallo!) (やあ!)

B: Hi! (or Hallo!) (やあ!)

A: Ich heiße Paul. (僕はPaul。)

B: Ich heiße Nico. (僕はNico。)

A&B: Freut mich![握手]

  (「初めまして」や「会えて嬉しいです」という意味)

 

非常に新鮮な体験で、新しいことを学ぶ良い機会となりました。

 

その次は、中国人の学生2名。

こちらも初対面。

 

中国の方との交流では、よく自分の名前の漢字を聞かれます。

そして、名前あるいは名前の漢字の意味は何かということにも興味を持たれます。

 

その他、印象的だったのは、日本のアニメやドラマをよく知っている人が多いことです。

 

筆者は、数人の中国人学生に「日本の番組を知っているよ」と言われたことがあります。

 

たとえば、今流行っているアニメ『SPY FAMILY』。

少女漫画の実写化映画『兄に愛されすぎて困ってます』。

さらに、ドラマ『アンナチュラル』。

 

『アンナチュラル』については、

主演の女優さんが、中国で非常に人気があるということを教えてくれました。

 

母国の作品が異国に伝わっていることを知り、なんとも喜ばしい気持ちになりました。

 

そして、筆者も彼らの真似をしてみました。

 

「『あったかいロマンス』っていう中国のドラマを知っているよ」

 

すると、そのドラマが人気のあるドラマだということや

主演俳優さんがアジア中で人気があるということを教えてくれました。

 

最後に交流したのは、インド出身の学生1名。

彼はドイツ語を学び始めたばかりだったようで、基本的に英語で話していました。

 

最近の筆者は、英語を話そうとすると、ドイツ語が混じってしまいます(汗)

今日もこれを指摘されましたが、構わず話す努力をしました。

 

このインド人学生は、

明日開催されるダンスパーティー「LATINO PARTY」に参加する仲間を探していました。

 

しかし、この「仲間」には条件がありました。

それは、「ダンスが踊れない」こと。

 

どうやら彼はダンスを踊れないらしく、

けれどもしかし、このパーティーには参加したいとのことでした。

 

最終的に仲間を見つけられたのかはわかりませんが、

少なくとも、筆者の周りに居た人たちは全員、パーティーには行かないと言っていました。

ちなみに、筆者も然り。

 

何はともあれ、いろいろな人と交流できて良かったなと思いました。

 

親切な人、知識が豊富な人、興味深い人、面白い人、等々。

 

「人は関わってみないとわからない」ということをとても実感した1日でした。

 

おわりに

今回は、筆者自身の性格や気持ちを織り交ぜつつ、Sprachcaféについて記録しました。

 

この記事を読んでくださった方に、

留学生活における友人作りについて伝えたいことがあったからです。

 

極度の人見知りの筆者は、先輩方の留学体験談を聞いていると、

その誰もが人と関わることが得意な人ばかりなのではないかと思うのです。

 

そして、人と関わることがあまり得意ではない人は、

友人ができないという状況に落ち込んだり、

無理して友人を作ろうと半ば義務感で努力している人もいるのではないかと感じます。

 

留学体験談では、常に留学生活における人間関係が肝要だと強調され、あたかも、

人間関係が希薄なまま留学生活を送るべきでないと言われている印象を受けます。

 

単に、筆者の見方が偏っているだけかもしれません。

 

しかし、もしこのように感じる人がいたら、

この3ヶ月間の体験を踏まえて伝えたいなと思うことがあります。

 

それは、自分の心身を削ってまで、友人作りを頑張らなくて良いということ。

 

友人がいなくても、日々の生活の中には素晴らしいことがたくさんあります。

 

美しい街並み。

綺麗な景色。

日常生活で触れる現地の人々の優しさ。

 

筆者は自分の体験を通して、

心と体の状態を観察しつつ、

自分が本当に交流がしたいのかそうでないのかに耳を傾けることが大切だなと感じます。

 

そして、無理のない範囲で「異文化交流」という貴重な体験を楽しむ。

 

それが、有意義な留学生活への第一歩なのではないかと思うのです。

 

また、落ち込んだときは、

自分のしたいこと、あるいは、したくないことに耳を傾けながら、

自分が一番心地よい環境に身を置くことも大切だと思います。

 

留学生活を日々送る中で感じること。

 

それを、たまにはこうやって文字に起こしてみようと思います。

 

いずれにせよ、今回はここでおわり。

 

この記事がメンタル面での参考になれば嬉しいです。

 

では、この辺で。

 

Tschüss!

 

みつぼん